10/03/22 16:11:24 1dIoK2jw
>>186
>(注:煩悩【が】菩提【である】わけではない。)
それでは、「煩悩『即』菩提」の語義から完全に離れている。「煩悩即菩提」とは、「煩悩が『そのままで』菩提」ということ。両者間に、両者の同一性をいさかかでも変容・否定する観念を介入させたら、「即」の意
味が破壊されてしまう。
「煩悩がそのまま菩提」であって、何が困るw?煩悩こそ、人間の真の姿(法)ではないか。それが悟れ
なくては、悟り(菩提)とはいえない。
>>186以前の幾つかの解釈は、「煩悩即菩提」の誤解、若しくは、その命題を「変容・否定」するための、意
図的な意味の歪曲である。
「色即是空・空即是色」では、そのような「誤解」を生じさせないなめに、わざわざ、「色不異空・空不異色」と、念を入れて付け加えている。