10/03/15 14:48:57 hr8JrJAH
>>598
ありきたりの、どこかの本からの「借り物」の解釈ですね。「色即是空・空即是色」は、
極めて論理的な、古今東西並ぶものの無い優れた「存在論」です。有効な論理的反論が
できる西洋哲学者は皆無でしょう。東洋人なら、意味不明な「空の体験」などなくても、
誰にでも理解可能なもの。
「色即是空」「空即是色」と並列に置かれているから、「色」と「空」とは同じ比重・
同値です。どちらが優先するとは、一切書かれていません。
従来の解説書ばかりに頼らずに、現実に照合して、自分自身の思考で解釈してください。
従来の解説書は、どれもばらばら。そして、これら両句の併置に、重要な意味がある
ことに思い至っていない。般若心経ともあろうものが、幼稚な「同義反復」をする訳が
ないでしょう。