10/03/14 01:58:43 vT6GUCtB
>>421
君こそ幼稚。「人間」の認識論である限り、「人間原理」であることは当たり前。「人間原理」
でなければ、一体誰の「原理」か?
君は、この世界が「本当に」存在することを証明できるか。たかだか、人間そして恐らくは他の
動物の「目に映じる」から、存在していると言えるに過ぎない。ラッセルは、「この世界が5分
前に出来たものではないことを「証明」することはできない」と言った。しかし、この命題には
欠陥がある。時計を見ながら、5分間待てばよいのだからw。
「この世界は、人間の生命の機能としての、人間の目に映じる世界だから、それが「本当に」
存在しているかどうかは、誰にも判らない。従って、あくまで人間による「仮設」である。しかし
その「仮設の世界」こそ、人間がこれまで生きてきた、そして将来も生きるべき唯一の世界なのだ。」
これが「色即是空・空即是色」の意味である。ここには、まだ、竜樹の「関係性」の思想はないと
思う。
カントは、「知覚された物」と「物自体」とを区別したが、彼は「物自体」を一体どうやって
証明したのかねw。彼の妄想以外の何物でもなかろう。
「色即是空・空即是色」を上記の意味に解すれば、反論できる西洋哲学者は皆無であろう。
従って、西洋哲学においても、近年、「唯心論(唯識論)」が見直されているそうだ。
「人間」の認識である限り、「唯心論」以外にはあり得ない。