10/02/26 18:27:59 y2uNatEA
<代表幹部協議会での名誉会長のスピーチより>
法のため、人のために尽くしゆく人生は、それだけ辛労も多い。しかし全部、意味がある。
今ある環境、限られた条件の中から、一生懸命、智慧を出し合って、広布を進めていくのだ。
そうやって信心で苦労すれば、苦労した分だけ、諸君の子孫にも必ず功徳が集まっていくのである。
このように申し上げるのも、多くの人生を見てきた体験の上からだ。
まるで“お伽話(とぎばなし)”のように聞こえるかもしれないが、生命の次元で見れば、仏法の因果の理法は、すべて真実なのである。
ゆえに、目の前の苦難に、断じて、へこたれてはいけない。
「南無妙法蓮華経と唱うるより外(ほか)の遊楽なきなり」(御書1143ページ)である。
私たちは、南無妙法蓮華経の題目を、思う存分に唱えることができる。
実はこのこと自体が、世界一、富める者であることを意味しているのだ。
今、題目を唱えられるという現実そのものが、最高に幸福な境涯なのである。
さまざまな悩みがあり、経済的に大変であっても、真剣に祈り、信心に徹すれば、いかなる宿命をも転換していける。
たとえ、お金持ちになったとしても、見栄を張り、遊ぶのに夢中になってしまえば、かえって不幸になってしまう場合もある。
大切なのは、どこまでも信心根本で生き抜くことだ。