10/06/29 15:32:09 MAz62Kvs
>>667 補足
つまり、相対価値と絶対価値を
創造主のレベルにまで拡大して
説明を試みているのである。
別の言い方をすれば、
被造物の世界におけるニヒリズム(虚無主義)を
創造主のレベルにまで拡大して説明を試みているのである。
※ニヒリズムとは、
明確で絶対的な真理など存在せず、
個々の主観によって生きればよいという、
相対主義に基づく思想です。
対して、絶対主義とは、
普遍性のある価値や基準(真理)の存在を認める思想だが、
被造物と創造主の内側の世界という範疇でのみ適用される論理であり、
創造主と被造物の感性を、外側から見た観測者の感性にまで
共感をも及ぼすという絶対的で不変な普遍性があるとまでは論じていない。
すなわち、下記のような命題となる。
「被造物と創造主が共に在る世界を、
外側から観測した場合でも、それに堪えうる
絶対的な不変の普遍性がある真理なのか?」
「神である創造主による主観的な嗜好の押し付けではないか?」
正答はこちらです。>>647