10/04/23 23:20:39 0uZe4dV+
>>959
「太田左衞門尉御返事」
予が法門は四悉檀を心に懸けて申すなれば、強ちに成仏の理に違はざれば且く世間普通の義を用ゆべきか
四悉檀は
1世界悉檀:相手の願望に合わせた法を説く。
2為人悉檀:相手の機根に合わせて法を説く。
(摂受を包摂する折伏)→”摂受・折伏ときによるべし”の布教
3対治悉檀:相手の誤りを破折しながら法を説く。
4第一義悉檀:正法を直ちに説く。
(純正な折伏)
随方毘尼は
仏法の本質に違背しない限りその地の風俗・風習を許容する。
日本では七五三や節句を祝っても謗法にはならない。