09/11/07 12:30:36 lLH4irYN
宝珠愚者やカラスが
>仏教とは、バラモン教を補完するものであるという理解(宝珠>>684)、だとか
>仏教もヒンドゥーも、元々は同じゴールを目指す、元はヴェーダから来ている、
>同じ真理を説いてるものだ(カラス>>676)、とかナンセンスな妄想を主張するが
①もしそうなら、バラモン=ヒンドゥから14世紀にマーダヴァが著した『全哲学綱要』(インドの哲学体系『全哲学綱要』訳註 中村元選集 第28巻)で、
仏教を唯物論を除けば最低の極悪思想(ヴェーダ及びアートマンを認めない)と非難を浴びせられているかを説明できないだろう。
仏教はヴェーダ聖典の権威を認めない3つの異端(唯物論、仏教、ジャイナ教)のひとつと認定されているのだ。
もし業報輪廻転生論なるシロモノを認めていたのなら、マーダヴァはもっと高評価したろう。
それとも現場にいたのにマーダヴァはアホなのか?
仏教では業報輪廻転生論を認めないことの「反面的証明」といえるだろう。
マーダヴァの評価は仏教にとって「名誉ある」的確な評価というべきだろう。
②バラモン至上主義者ヤージュニャヴァルキャの事実上の創作『業報輪廻転生論』イデオロギーのアンチテーゼが
市場経済をモデルとするブッダの『縁起の思想』という革命思想だったのであって、
両者を接合するなどは歴史的事実を無視した原理的矛盾といわざるを得ない。
さらに、一方が封鎖的農業共同体ゲマインシャフトに対し、他方が新興商品交換社会ゲゼルシャフトを背景とするものであって、
社会基盤が異質なのだ。(>>785)