09/10/12 22:22:40 NznwAj6b
スレ建てご苦労さまでした^^
では、まずは“葬儀の是非”について口火を切ってみたいと思います。
(その他、スレッドの内容に関する話題であれば、皆さんでご自由にお願いします)
スレリンク(psy板:936番)
日本仏教の見直し論という場合には、葬式仏教についての批判論を避けて通ることはできません。
これを原理主義による葬式文化(日本文化)の批判として危惧する人もいるかもしれませんが、
私の個人的な意見としては、何も葬式仏教批判の声というものは「葬儀を執り行うな」という意味での
葬儀そのものに対する批判ということではないものと理解します。
「いや、無くすべきだ!」というご意見もあるのでしょうか?
確かに本来は、
原始教団においては葬儀そのものに仏教教団が関ることはなかったものと記憶します。
これは生まれ変わりの思想が前提にあることと、「死」に対する無常観といった教えがあったからでしょう。
ただ私は、生きている人間が如何に生きるべきであるか、
という仏教としての価値の本質そのものが蔑ろにされないのならば、
葬儀が執り行われること自体には大した問題はないように思います。
それはそれで死について考える良い機会にすることができるとも思うからです。
葬式仏教という批判にはもっと様々な部分に目が向けられているのです。