09/10/23 00:38:31 18nrf0d8
>>353-354
>何故上座仏教系の本や大乗仏教の問題点をうたった本が売れているんでしょうかね?
個人的意見ですが、科学技術が発達したお陰じゃないですかね?
大乗仏教は、そもそもは「民衆の為」のものであったのに、いつの間にか寺院の維持を第一義にしてしまっています。
それにくらべ、上座部は、「個人の救済」ですが、今の上座部系の解説本は、「誰にでも出来る自己救済」を掲げています。
過去のインドや鎌倉時代では、暇もなく文字も読めないような大衆の為に、大乗仏教が発達しましたが、
今の日本は、過去の王侯貴族以上の生活を送っており、さらに、教育水準も高く、文盲の方も極めて少なくなりました。
故に、遥かに暇で、文字も読める人が多くなりました。
つまり、上座部の教義を理解する時間と教養のある人が増えたわけです。
ある意味、大衆にとっては、日本の大乗仏教より、上座部のほうが、「自分」を救ってくれる宗教となったんではないですかね?