09/10/20 23:06:33 lzHI6FOB
>>267
貴方のようなスタンスの方に、語弊を恐れず喩えるなら、
「功徳」とは「効果」のようなものです。
或いはまた「三つ子の魂百まで」のように、「身に付く」(術語で言えば“薫習”と言われるようなこと)「善きこと」とも言える。
例を挙げれば、
普段、戒めの如く、a《「常に腹を立てず、相手の立場・理由を慮る」こと》をモットーとしたとする。
それを継続し、徹底できた人は、おそらく、
表情も柔和で、親しみ易く、また怒りや憎しみに満たされることもなく、イライラすることもなく、
気負うことなく、意識することなく、自然と、穏やかに日々を送ることができるだろう。
これは、aという行為の功徳と言える。
そして余談を述べれば、
【本来自分が享受することになる、こうした効果を、他者のものへと変換する行為】が【回向】と言われる。
(※勿論、「物理的、具体的、実際に」ということではなく、「理念上・考え方の上で」ということだが・・。)