09/09/11 20:54:51 VKpdUYGk
「愛」といってもいくつかの種類があるということは、古代ギリシア時代から文明国においては考えられてきた。
愛としてまず考えられるのが「エロス」であり、言葉から連想されるとおり性的な愛が典型であるが、その外にも自己愛や見返りを期待した愛は広くこれに含まれる。
最も低次元の愛であり、自分や自分の家族などだけを偏愛し身内意識の強い者が多い日本人は、この次元に留まっている場合が多い。やはり野蛮民族。
次の次元の愛として挙げられるのはフィリアである。最近流行の友愛と訳されることが多いが、「走れメロス」で描かれたような友情一般を含む。
そして最も高次元の愛がアガペーと呼ばれるもので、自己犠牲や献身や慈善などが典型であり、見返りを期待しない愛のみがこれに分類される。
全人類がこの次元を目指すべきだとされており、臓器提供もこの意味での愛の実践として行われたものである限り、実に立派な行為である。