09/08/08 09:03:38 /Thh/TJn
從容録一 【世尊陞座】 せぞんしんざ
お釈迦さまはあるとき一日中、一段高い上座に
座っておられました。これを見た文殊は白槌を
叩いて言います。
「よく見るのです、お釈迦さまが法をあらわして
いますよ、お釈迦さまの法というのは、このような
ものなのです。」
これを聞いたお釈迦さまはすぐに座をたち、上座
から降りました。
頌云、
一段眞風見也麼、一段上の上座にこんな真理の風を見る
綿綿化母理機梭。それは綿を紡ぐ母と織り機のようなもの
織成古錦含春象、織られた錦は春の風景であり
無奈東君漏泄何。お釈迦さまが秘密を漏らすにはこれ以外
の方法がないのです
(ひとこと)
これは 「無のオーラ」 がお釈迦さまの周囲に漂っている
という意味、龍樹大師が座ったすがたにそれがあらわれて
いると迦那提婆が指摘した、身現円月相の話とか、仏像の
うしろにある光輪がそれね。
仏教や禅話を理解するためにはKYが必要ということでそれは、、、
1. 空気が読める
2. 漢字が読める
この2つは必須条件のようですよww