09/07/27 19:09:42 EVHEyokc
>六道輪廻するが、無間地獄とは限らない
諸機各別は観経の方便説。
『観経』の定散の諸機は、極重悪人、
ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり。 (化土巻)
「極重悪人」とは逆悪。
顕説の定散諸機ならば、諸機各別でそれぞれの業で天上界に行く人もあるだろうが
事実は、隠説の逆悪が十方衆生の真実の姿。
『疏』に「一切衆生の機に二種あり、一には定、二には散なり」といへり。(愚禿鈔)
定散諸機とは一切衆生のこと。
一切の群生海、無始よりこのかた乃至今日今時に至るまで、
穢悪汚染にして清浄の心なし、虚仮諂偽にして真実の心なし。(信巻)
一切衆生の真実は「無始よりこのかた乃至今日今時に至るまで、
穢悪汚染にして清浄の心なし、虚仮諂偽にして真実の心なし。」
これを断善根という。またの名を闡提。
逆謗闡提ならば無間地獄しか行き場はない。
諸機各別は顕説の方便、隠義の真実は、一機一法。