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人間がなにかを行ったり、話したり、考えたりすると、その影響は種子(しゅう
じ、阿頼耶識の内容)と呼ばれるものに記録され、阿頼耶識のなかにたくわえら
れると考えられる。これを薫習(くんじゅう)という。ちょうど香りが衣に染み
付くように行為の影響が阿頼耶識にたくわえられる(現行薫種子 げんぎょうく
んしゅうじ)。このため阿頼耶識を別名蔵識、一切種子識とも呼ぶ。阿頼耶識の
「アラヤ」という音は「蔵」という意味のサンスクリット語である。さらに、
それぞれの種子は、阿頼耶識の中で相互に作用して、新たな種子を生み出す可
能性を持つ(種子生種子)。