09/04/08 18:07:43 HwrEO4hi
>>34
ニサン14日と15日では
儀式の内容が異なる。
この手順については
出エジプト記12:1~27を参照。
まず、ニサン14日(日没に始まる)では
若い羊かヤギを屠殺し、
その血を家の玄関に振り掛ける。
これを15日が始まる日没の前までに
済ませなければいけない。
マルコ13:12の「無酵母パンの最初の日」とは
このニサン14日のこと。
ルカ22:7の「犠牲にされねばならない日」も
この日のこと。
要するに、本番15日に向けて準備する日のこと。
そして、15日がスタートする日没に
前日に屠殺しておいた動物の肉を焼き、
無酵母パンと一緒に、苦菜を添えて食べる。
これが過越しの祭りの本番。
マルコ14:17の「夕方になってから」とは
15日が始まる日没のこと。
ルカ22:14の「その時刻」もこの日没のこと。
で、今日4月8日(水)の日没が、
ニサン15日の始まりを告げる日没だというわけだ。
共観福音書(マルコ‐マタイ‐ルカ)によれば、
イエスはこの日に過ぎ越しを祝った。