09/06/23 22:31:41 B4L96hyz
そもそもなぜ食料と水不足の可能性について議論がなされているか。
その発端は、アメリカで話題となったらしい農業用地下水汲み上げ問題である
と想定できる。
アメリカでは農地での農業用地下水が多量に汲み上げられ、地下水枯渇の危険性が
指摘されているという。
しかしここで問題となるのは、この危惧をしている連中が、
淡水の種類について無知であるという点である。
淡水には下記の種類がある。
A)移送初期設備投資コストゼロ、ランニングコストゼロ、淡水化コストゼロの淡水
B)移送初期設備投資コストはかかるが、ランニングコストと淡水化コストがゼロの淡水
C)初期設備投資費、ランニングコストはかかるが淡水化コストがゼロの淡水
D)初期設備投資費もランニングコストも淡水化コストもかかる最悪の淡水
アメリカで問題となった地下水はC相当、
川から用水路を使って水を引く場合はB相当、
砂漠緑化計画で使われる水にはD相当のものがある。
BもCもDも、どの水も利用するにはエネルギーが消費され、つまりはCO2の元になる。
ここで重要なのがAの水。移送にもインフラ整備にも全くエネルギーを使わず
利用してもCO2が増えない水である。
それは何か。雨水だ。