09/03/25 02:54:35 OBB4dxXH
栗林輝夫著 「原子爆弾とキリスト教」日本キリスト教団出版局によれば、
広島に飛来したエノラゲイを祝福したのがルター派の従軍牧師ウィリアム･ドーニー。
長崎に原爆を投下したボックスカーを祝福したカトリックの従軍司祭ジョージ・ザベルカ。
ドーニーはアウグスチヌスの正戦論が市民を攻撃してはならないと戒めているのを学んで知っていたのに、
エノラゲイが出撃するとき、それが全く浮かんでこなかった。ドレスデン、広島で起きた市民への
無差別攻撃は道徳に反し、キリスト教の教えとも相容れない、そう述べてドーニーは戦後、原爆投下に
トラウマを抱く兵士のカウンセラーになり、いかなる核兵器にも反対する絶対平和主義の道を歩んだ。
ザベルカも当初、原爆投下を正しいことだと考えていたが、市民の殺戮の大きさを知り、
あらゆる暴力に反対する平和運動に挺身するようになった。「イエスの教えと戦争とは正反対、
水と油なのに、従軍司祭として自分は暴力を退けるイエスの手に無理やり機関銃を持たせた」
ドーニー牧師やザベルカ神父は日本への原爆を悔いたが、全米福音派連合のハロルド・J・オケンガ師や、
長老派で原理主義者のカール・マキンタイヤー師は、原爆投下を日本人に対する神の懲らしめと賛美した。
近年、イラク戦争を熱烈に支持した宗教右派の伝道家ジェリー・ファウェルやパット・ロバートソンも、
レーガン政権時代には、核戦争を終末予言と結びつけ、核兵器禁止運動を「反キリスト」を利する行為と非難した。
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宗教板でプロテスタントが、「長崎はカトリックだから神が原爆を落とされた」とほざいてましたっけ。
日本にもプロテスタント原理主義者がいるねえ。