09/02/01 04:11:04 7Yp/x8/s
>>90
>神話、物語は手が込んでいればいるほどリアリティが生まれ、迫力があっていいのです。
>>77
>だから、解脱した人に対しての表現「再び生まれない」「母胎に入ることはないであろう」は、もう二度と苦
>が再生しない、二度と 苦しむことがない、という絶対的な安楽の境地(=ニルヴァーナ、涅槃)を表現して
>いるのです。
そりゃそうですよ。それがニルヴァーナですから。しかし、実際に輪廻転生の状態から、再生しない状態
へと解脱するのであって、「転生などは妄想だったんだ!元々、無かったんだ!」などと思考を巡らせるこ
どてはありません。
>「死後には意識も生命も断滅して存続しないとする見解が断見」の逆は
>「死後に意識、あるいは生命が永続するとする見解が常見」となるはずです。
>この両方をブッダは否定しているのです。アートマンは否定したが、アートマン無しの転生は肯定している
>というような話(詭弁ですが)などではありません。
違います。正反対意ではありません。「アートマンはない」などと説いた経文は存在しません(あるならば
それを出してみて下さい!)。アートマンの永久不滅論についてを否定したのです。またこれは、低我の
アートマンとの同一視に対する誤りなども含むでしょうね、やはり。死後をも続く意識について、様々な経で
説かれているのです。これを否定したら断見なのです。誤解しています。