09/02/06 23:10:42 leEDU/cB
>>452
>『私は、なぜ、“片足を失っているという事象”を“苦”と受け止めているのだろうか・・?』 と・・・。
この問いは仏教にとって根源的なものだ。
輪廻転生はじめ他は妄想雑音にしかすぎず、完全無視すればよい。
あえて言語表現すれば、苦と一体化し、苦そのものを積極的に受け入れて生きることだ。
そうすれば苦は苦に非ず。
これこそ「仏教」の極意ではないか。
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候、死ぬる時節には死ぬるがよく候。(良寛)
道元はこの仏教の究極境地を「自受用三昧」と表現した。
般若心経はもっと端的に「無苦集滅道」と言い切ってしまっている。