09/02/01 16:34:26 uRC7gv2m
>>131
>「死にたくない」という思いは強い傾向があり、もしも来世があるならば、
>来世でも続きを得たいと望むでしょう。
四苦においての「生きる苦しみ」ってのは、
貴殿が書いた、まさに「死にたくない」って苦しみと、「死にたい」という苦しみですよ。
まあ、これは「老」「病」「死」にも繋がりますが。
悟りますと「死にたくない」という恐怖観念は寂滅します。
(これを不死の境地という)
一休宗純の「死にとうない」ってのは、この不死の逆説的なものですね。
(まあつまり頓智ですが、現世で精一杯生きたい。の意)
拙者は来世まで命が存続するのは望みません。
ハッキリいって苦痛です。
手塚治の漫画で「不死鳥」の話がありますが、死ねない苦痛も書いてあります。
「生きる」ってのは、死ぬことも苦痛かも知れませんけど、
永久に生きる。となれば・・・こんな苦痛はないんじゃ~ないですか?
仏教は中道。偏に依らずですから、断滅と永遠の極を断じてます。
(これほどの最高哲理は他にないですね)