09/03/04 01:06:50 pOwpXCoX
■尾山令仁先生インタビュー : 北朝鮮の人々への謝罪運動
私共日本人は、 近々百数十年の日本の近代化の過程において、 アジアの人々にひどいことをしてまいりました。
ことに最も近い朝鮮半島の人々に対しては、36年間の長きにわたる植民統治下において、言語に絶する残虐非
道なことを行ったことは、心の痛む事実です。まず王を奪い、 土地を奪い、 米を奪い、 姓名を奪い、 言語を奪い、
人を奪い、いのちを奪いました。さらに弱い女性を日本軍の慰安婦として徴用し、人間としての尊厳を奪いました。
そして神社参拝を強要し、 これに従わない人々を投獄し、拷問にかけました。 この事実を多くの日本人は知らな
いと思います。しかし、これは紛れもない事実でして、私達日本人は、彼等に対して心から謝罪しなければなりま
せん。 -- 北朝鮮の人々への謝罪運動趣意書文より --
●どのような経緯で北朝鮮への謝罪運動を展開されるようになったのでしょう。
聖書のマタイの福音書5章の23、24節「だから、祭壇の上に供え物をささげようとしているとき、もし兄弟に恨まれ
ていることをそこで思い出したなら、供え物はそこに、祭壇の前に置いたままにして、出ていって、 まずあなたの
兄弟と仲直りをしなさい。 それから、 来て、 その供え物をささげなさい。」 というこの箇所からアジアの人々への
謝罪ということを示されました。 そしてこの働きは1957年から始められ、さまざまなアジアの国々に謝罪をおこな
ってきました。1968~70年には韓国への謝罪運動も行いました。比較的他のアジアの国々よりも韓国への謝罪
運動はおそくなってしまったのですが、それはイミテーションレターが来ないとビザが取れないなど色々な事務的
手続きの理由のためでした。 *日本軍による焼打ち事件のあった堤岩(チェアムリ)教会の事件後50周年記念の
教会再建のためなどに1000万円の謝罪金をさせていただきました。その後北朝鮮への謝罪はずっと気になって
いたのですがなかなか出来ずにいました。