09/01/19 20:50:53 +VzaMLIx
>>215 ここで正解じゃ。
それは記憶によって引き起こされた恐れであり、不安に過ぎない。
目の前にいきなり鬼が出たのでも無い限り、今、ここに恐れや不安をもたらすものがある訳ではない。
心を静めれば心の中に抑圧していた恐れや不安が出てくるものじゃ。
それから逃げようとすれば恐怖や不安は増大する。
恐怖に対する恐怖、不安に対する不安が積み重なり、逃避の連続が自我の防御反応を作り上げる。
恐怖や不安が起こったならば、それが記憶によるものだと確かに知り、恐怖や不安に対する自分自身の反応を観るが良かろう。
観る眼になりきったならば、不安や恐怖に囚われる事も無い。
恐怖や不安に押しつぶされ、涙が出るなら泣けばよい。
臆病な自分に絶望するなら、絶望するがよい。
誰の為でもない、自分の為の修行じゃ。
泣いても、自分に絶望しても、進む事さえ出来るならば、それが修行者の道なのじゃ。
勇気を持って進むのじゃ。