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新約聖書外典一覧
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新約聖書外典
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聖書外典の伝統的な解釈は「アポクリファ(隠されたもの)」を意味する
ギリシア語 「apocrypha」 に由来していると考えられており、
そのように呼ばれています。
この呼称は元来、初期キリスト教がユダヤ教から享受した
旧約聖書のギリシア語である「七十人訳聖書(セプトゥアギンタ)」の中に含まれるものですが、
ユダヤ教側で「聖典」としたヘブライ語聖書には存在しない諸文書に当てられたものです。
それが新約聖書関係諸文書にも適用されることになりました。
新約聖書の外典と言えば、これらの文書の結集過程においてその中から
除外された諸文書、いわゆる「典外書」のことを一般的に指しています。
正典を成立させる上で重要な役割を果たしたと言われる
アタナシオス(紀元295~372)は、現行新約聖書の27文書を正典に選択し、
これを「霊感による書」あるいは「まことの書」として、
その他の諸文書を「アポクリファ」と名づけこれを「異端の虚構」、「汚れなき者を欺くもの」
として排除しています。
アタナシオス以前の時代はどうかというと、外典は多くの場合「偽書」などと呼ばれていました。
この時代の新約聖書外典の代表的な分類をしたのは
アレクサンドリアのオリゲネス(紀元185~253/4)と
カイサレイアのエウセビオス(紀元260頃~339頃)です。