09/01/10 13:58:33 B2siGTYO
>>235
>中村先生より、津田真一先生や宮元啓一さんが、まさにその説です。
>前にも言いましたが、私も初めのうちはそう理解してました。
>完全な誤解でした。
私もまさしくその通りです。
>>210
> 当時のインドの一般民衆が信じるアートマンとはパーソナリティーの低我(低級我/エゴ)、つまり表層意識
>(五蘊の「行識」)のことです。これは基本的には死後に消滅するもの(異常な状態の個人は稀に一定期間だ
>け存続している)で、当然、輪廻する主体ではありません。これがゴータマのいうアートマン否定の主だった
>一つの意味です。
ここで明らかに愚者さんが、五蘊のこともよく理解されていないことが露呈しているのです。
あなたの示したい“低級我”というのは、色に対する五欲に過ぎません(欲界の執着)。そ
れで、“高級我”に相当するというモナドやプルシャと愚者さんが呼んでおられるものは、
せいぜい五欲を離れた、色界梵天の境地をおっしゃっている程度です。
この段階で、ゴータマ仏陀の教説を曲解されていることがわかります。愚者さん自身の世
界観を否定・批判するつもりはないのですが、ID:LRpKgM7Eさんと同様に私も、愚者さん
はゴータマ仏陀の教説を不当に過少評価することは避けた方がいいのではないかと思いま
す。
ゴータマ仏陀が五蘊で網羅されているのは、欲界・色界・無色界において心が知覚しうる
あらゆるものについてです。
>そして、もう一つの意味は、アートマンとて永久不滅ではないということです。アートマンも
>ニルヴァーナに至るまでの仮の媒体に過ぎない。
それではカラスさんには答えていただけませんでしたので、同じかどうかわかりませんが、よ
ろしければ愚者さんに答えていただければありがたいのですが、愚者さんの呼ぶアートマンと
ニルヴァーナとの違いはどこにあるのでしょうか?