09/01/06 21:19:40 po+wSoAQ
「男の魂は女、女の魂は男」
これは神界の掟、そして秩序だ。
ところがこの秩序を乱した者がいた。
八岐大蛇は瀬織津姫と同じ次元の男性の守護神である。
彼はイブに情欲を抱いて彼女と交わり、孕ませた。
そして自らが孕ませた子に降りて、イブから生まれようとした。
しかし彼はイブを恋い慕い、またアダムに敵愾心を燃やす余り神界の掟を破って男として地上に生まれた。
つまり男の魂でありながら、男の身を持って生きる者となったのだ。
これは異常で、かつ不自然なことであり、地上に大きな罪をもたらす原因となった。
同性愛だ。
人は表に現れない隠れた自己、自らの半身の姿を追い求め、それとの合一を渇望し、その半身は心の深層の理想の異性像アニマ、アニムスと呼ばれますが、その真相は人が自分自身の御魂の姿を追い求めることであり、人は御魂との合一を心底から欲します。
このことは男女一対であるはずの身と魂が両方男性となってしまった者にとってはホモセクシャルを意味し、この乱れがソドムとゴモラの如きものの起源となりました。
守護神とは人間にとって理想の半身アニマ・アニムスであり、憧れを抱いて常に求め続ける対象となる。
性欲の真相とは人が自らの守護神である魂を追い求める姿だ。
通常は異性であるはずのこの性の対象が、守護神が男であるカインは同性になってしまった。
これがソドムとゴモラなど、世界のいたる所で見られるホモセクシャルの起源であり、以後カインの血の流れる者、そしてカインと同じ、人・獣・天使の三つ組の中で「天使」に属する者達が同じ性癖を持つようになってしまった。
またイブと蛇が合一したことによって、「獣」に属する者達もカインの願望に答える形で同性愛を容易に受け入れる傾向を持つ。
つまりこの性的な乱れの影響を全く受けないのは「人」(自我、アダム)に属する人々だけだ。
ホモセクシャルは自然に背く行為で、罪だ。
それは神界の法を犯すことによって生じたものであり、正神が容認する行為ではない。
この神界の秩序に対する反逆を正すため、男の魂を持った男であるカインは、男の魂を持った女である替え身魂と入れ替えられることになる。