08/12/29 17:42:48 MqyJy9C9
>>612
>常識主義(日常主義)と宗教の論争であることがわかりました。
この分析は恐らく正しいと思う。 日本人が無宗教/無信仰の民族などといわれてもう久しいが、しかし、
現実には宗教法人数は今も18万以上であり、人口比率からみるとこれは世界一だそうだ。文化庁の集
計調査による公称信者数の総計は昭和58年当時(古い話で申し訳ない)で、総人口を更に1億人も上回っ
ていた。人口を上回っているのは信者登録に一人が複数掛け持ちをしているからです。
「読売新聞が2005年8月6日、7日に行った宗教に関する世論調査では、宗教を信じないと答えた人が
75%に上り、信じていると答えた人は23%と、1979年の調査と比べて11%減っている。」
URLリンク(ja.wikipedia.org)
といった調査から分ることは何かというと、つまり、日本人は特定の何かの宗教を心から信仰している人
というのは少なくて、宗教儀礼/行事は特別な信仰とは関係なしに習慣的な日常生活の一つとして行ってい
るだけに過ぎないということ。また宗教を信じる人の減少は、宗教組織/団体への不信感の増大が原因して
いるからでしょう。
また特定の宗教には拠らず、自身の率直な想いとしては99年のNHK放送文化研究所の調査で、死後の
世界は「絶対にある」「たぶんある」で36.9%もあることから、その意識が特別どこかの特定の宗教や組織と
は結びついていない、といったことが伺えるのです。
私が楽観視するのは「決してない」といった唯物主義/断滅論の支持者は僅かに11.8%しかいないからで
す。この11.8%中の何割かが、ここに仮面仏教徒として投稿してきてるというわけです。