08/12/27 19:09:09 JfEKiA1z
>>481
>延命治療や尊厳死、安楽死、脳死、臓器移植、中絶、等等、
>仏教が答えねばならない宿題は山のようにある。
>もしかしたら、それらは「仏教が」答えるものでなく
>「個人が」「一人一人が」答えるべきことなのかもしれない・・・。
>私は、「輪廻に振り回される暇があるのか?」と問いたくなるのだ・・・。
これらは大切な問題であり、真剣に考えなければならない命題だと思っています。ただし仏教者は、
仏教の教え(輪廻)に基いて理解し、難題について向き合って回答すべきです。
すでに直る見込みの全く無い難病の末期患者であったり、すでに植物人間状態に在る者というのは、
単純見解としては、早く次の転生に入るほうが有利であると見なすことができます。
しかしながら、本当にその個人が直らないのか否か?といったことについては、それを我々は、仏陀
のようにとても見通すことができないといったジレンマがあります。
尊厳死に対する心ももちろん理解できます。しかし、奇跡は常に絶望の中で起こるのであり、現在の
常識の多くは太古の時代にとっては不可能な奇跡でした。従って、基本的な推奨されるべき態度とは、
あくまでも生存の存続(回復)と及び苦痛からの解放とにあるでしょう。あくまでも相手を思う慈悲心が根
底には必要です。
>綾瀬コンクリート事件が脳裏をよぎる。被害者の彼女は「死なせて(殺して)」と訴えたらしい。
はい、私も読んだことがあります。自殺もそう。基本的には推奨はされないが、場合によってはそれを
望む者にはその選択地を持たせることも在りです。
延命治療や尊厳死、安楽死、脳死、臓器移植、中絶・・これら全てに対する私の態度はすでに決まって
いますが、敢えてここでは述べないことにします。(それは別スレや自分のウェブで主張します)
正直に語ることができない参加者ばかり多いのが実に残念なことです。