08/12/21 12:33:24 wt3eG5Q/
>>20
なるほど、律の細かな規定に関わってきますね。
解脱にには殆ど関係ないけど、品行方正であるべきだと。
サンガについては水野弘元先生が『要語』旧版107-112で本質的かつ感動的に述べておられます。
それに繋がりますね。
【頷き】という言い方は、西洋哲学的な響きがありますね。
しかしながら、まだ前述のことは分かりません。
>>22
>「『仏教で言う(→“中論”で言う)実在』は、縁起しない」 という、ただそれだけですねw
そうですね。
>『仏教外での実在』は「縁起するもの」でも構いませんよね?
ここは微妙ですね。仏教以外の言語習慣で「実在」というのは大抵、存在論の枠内で使われませんか?
つまり、現象面での名指し以上に現象上に観念的、人口的な本質・実体を設定する場合ということです。
古くは、アートマン、原子、アルケー、最近では原子とか量子とか。
それが間違っているというのが仏教ですから、『仏教外での実在』は「縁起するもの」とは言わないでしょう。
縁起するものは、知覚可能なものですから本質・実体は、伝統的に増益されたもの、妄想付託されたものと言うでしょう。
原始仏教では確認していませんが、中観でそういうことは確かです。
もちろん、実在の意味が別ならまた話は別ですが。
言葉の意味も、無常なのでw