08/12/24 23:50:28 C+j7Xu/z
この中でも特に「スッタニパータ」「ダンマパダ」「テーラガータ」「テーリーガータ」「サンユッタ・ニカーヤ」
やパーリ長部中の「マハー・パリニッバーナ・スッタンタ」などはゴータマの姿(当時の教え)を知る上では
重要といわれています。
私は特に漢訳経典よりもパーリ経典の方を重視します。漢訳四阿含は古代マガダ語→サンスクリット語
経典→漢訳経典と翻訳を繰り返されてきており、特に漢訳された際に微妙にシナ(古代中国)的変色を受
けた可能性があります。現在のところまだパーリ五部の原典となる古代マガタ語経典の発見がないといわ
れていますが、わたしの直感ではそれは多分、元々からして「無い」のではないか?と思います。ゴータマ
の説法は古代マガタ語でしたが、パーリ語で口誦され続けて、恐らくそのままパーリ語で書き記されたので
しょう。