09/03/07 06:18:13 SF5yOMcQ
>>700
「攻殻機動隊」だったかな。遠方から事態をワッチングしているお仲間に危険を知らせるためにワザと転んでみせる
という男の行為によって、狙いどおり仲間というか知り合いは「ヤツがあんなところでコケる筈がない」ということを察
知し見事に危機を脱するというやりとりがあったと思う。
こういうのもコミュニケーションのひとつのスタイルなんだ。これができるようになってオトナになるんだよ。
導くとかいうのは危険を知らせるためにわざと転んだりする「行為」のことで言葉で諭すのではない。
そのとき賢い者はやはり賢い者の「わざと間違う」という情報伝達方法を察知できるので情報を得ることができる。
そういう緊張感のあるやりとりができる者同士という関係がある。そういうところで生きているか生きたことのある経
験があればコミュニケーションレベルが一段と高まるということ。
さて、これは到底隠し通せないことなんだが、愚かな者がリスクテイカーなのか臆病なのでリスクテイカーたり得な
いのかということを考えてみるということ。
その人物の行動を見ればわかることで物事を察知できておらず事態を把握できていないがためにリスクテイカーに
なれないということもあるし、間違った把握を自信たっぷりにしているために結果的にリスクテイカーになってしまうと
いう場合もある。
往々にしてよく事態を把握しているために自分は保身に走るのだということで慎重で賢いと思いたいがためにリスク
を回避するのだという対応を是とする態度。
おそろしく事態を把握していながら高いレベルでリスクテイクしてくる酔狂なヤツらもいる。これを賢いと言えるか?
というと賢さを持て余しているので一見バカみたいな行動をとるのである。
そのひとの言動を観れば一発でどういう態度のヒトかわかろうというものだ。態度がわかればどういうレベルでそう
なっちゃっているのかもわかる。
それがそのときのその人の限界を示すものなのかもしれないしそうではないのかもしれない。
いずれにせよこれは体感的に了解できる事柄である。