09/01/03 20:48:38 qkyKFobO
>>142 例えば燃えている家に住んでいる人が大勢いて、中の一人だけが火事だと知っているなら、この家は燃えている、みんなに゛げよと言うじゃろう。
そして、自ら逃れた者は安楽に住む。
或いは苦しい旅路を行く隊商の中で、一人だけが先に行き、前途に宿があり、そこまで行けば休める判れば、みんなにそう言うじゃろう。
そして、自ら行った者が安楽に住む。
おぬしも世の苦から眼を背けず、安楽の境地を知れば、全ての人が悟りを得るべきだと想うじゃろう。
知識を幾ら溜めても真の発菩提心は湧かないものじゃ。
世を観て周れば、苦と言う者がどれほど人を痛めつけているか判るじゃろう。
お釈迦様が観たように、自らの眼で、死に行く人、病や老いに苦しむ者を観るが良い。
>>143 体が止まって、腐っていく事じゃ。
人はそれを死と呼んだりするようじゃ。
変化の一つに過ぎないのじゃがのう。
欲は限定された世界の中でのみ、発動されると観察した。
他人に自慢したいから服を欲しがるとか、そんなことじゃな。