08/12/18 11:58:11 07eOFKWe
>>504 え~と、まず、ややこしいのですが、あなたは
ID:KWkEz3kV さん なのですか? もし、そうであるなら
それとわかる工夫をしていただけるとありがたいのですが。
レスについて返信しますが、議論がかみあいませんね。
私が言っていることは、あくまでも「業報思想」についてです。
Aが過去世において犯した悪業が今世のBにふりかかる。
それは関係のないCさんにではなく、生まれ変わりであるBさんに
ふりかかる。
これが「業報思想」ですね。例えば、過去に殺人を犯したために
今世において同じような目にあう。
この考えは、もちろんAさん、Bさんの実在を前提として説かれて
います。Aさん、Bさん共に主体はなく、「空」であるならば、
そもそも、このような話をすること自体、まったく意味がありません。
(倫理的要請からくる方便として話すのなら意味があるということも
言えるかもしれませんが)
私は仏教における認識論に異を唱えているわけではありません。
「業報思想」は、あくまで、実在を前提としての話であるから
『識別を可能にする属性を有するもの』 を否定しては論自体
なりたちません。 「業報思想」は、現実に今、暮らしている
我々を実在のものと見做し、それに干渉する思想です。
観念論の範疇に収まる話とは、違ってきます。