09/05/06 20:09:08 48SvCWXH
>>533 優位性というと、「最後(だめ)の教え」という言葉が浮かびますが、
総長さんからすぐに、「高慢」というツッコミがはいりそうです。
誤解を受けやすいわけですが、教祖は今まで10のうち9まで教えてきた、
最後の一点、親神が<人間が陽気暮らしをし、それを見て神も楽しみたいが為に
この世を作った。しかし、今までそこまで教えてなかったので、
教祖中山みきの口を通じて、その真実を知らしめた>ということになってます。
これが教団としての見解だと思われます。
(教団見解としてはそれでいいとしても、それなら、今の幹部ももっと9について
勉強せんかい、というの不満を個人的にはもっています)
それで仏教もキリスト教も10のうちの9に入る訳ですから、(これも親神の意思で
人間世界にもたらされたとされる)当然、尊重されなければならないということです。
あくまでも原則はね。
実際には、仏教もキリスト教も色んな流派があり、それぞれが正反対なことを言っている場合が
あったりします。
原始仏教(上座部仏教)は唯物論的であり、思弁的であり、自己救済的であり、禁欲主義的です。
後の大乗仏教はヒンズー教の影響を強く受けて、汎神論的になり、行動主義的になり、他者救済を目指し、
快楽を認める傾向が強くなっていきます。
同じ大乗仏教でも、禅宗、日蓮宗は自力本願を説き、浄土宗系は他力本願を説きます。
禅宗でも臨済宗は公案を出し、思弁的ですが、不立文字を唱え、言葉によらず
ひたすら無我の境地で座禅を組む、即ち「只管打座」に徹せよと説く宗派もあります。
また今生の行いにより死後、地獄・極楽に分かれる為、善行を積むよう説教する宗派と、
全く逆に、人皆、阿弥陀如来のすむ極楽浄土にいけると説く浄土教の教えもあります。
キリスト教も天国・地獄を認める宗派と、天国・地獄など無く、
全員この世に「復活」すると説く宗派と大きく分かれています。
これらを10のうちの9だからと、全てまるまる取り込むというのは
実際は無理というものです。