08/12/25 09:15:00 6Srm/f1J
イエス様への誤解-1
ある日の夕暮れイエス様が沈痛な面持ちでたたずんでおられた。
ペテロが”先生どうかされたのですか?”尋ねた。
イエス様が答えられた。
”今日尋ねてきた方なのだが凄く立派な方で財産家でもあり
律法の教えはすべて行い神の前に正しく生きている方なのだ。
そこで私が全財産を貧しき人々に施しなさいと言ったところ黙り
こんでしまいその場を去って行ったんだよ。「お金持ちが天国に
入るのはラクダが針の穴を通るより難しいんだね・・・。」”
※当時イエス様に従ってきた人々は貧しい人々が多くイエス教団は
資金繰りにかなり困窮していたのだ。いくら信心と言ってもカスミ
を食って生きているわけでないのである。活動する上での資金
もいるし信徒の生活が安定しなければ献金も出ないのである。
当時少ない食物を奇跡で増やしたと聖書に記されているが
聖霊に満たされ物質的に満たされなくても満たされたという
意味だったのである。
その後、地位のあるユダヤ人の間ではイエスという男は
怪しげな能力を使い病気を治したりして多くの人をそそのかし
・天国に入りたきゃ全財産出せと言っている。
・信徒たちが貧しいのはイエスが全財産献金させたからだ。
・金を取ることしかしない邪教教団だ。
・そんな拝金主義の男がメシヤのわけが無い。
・その能力は奴がきっと悪霊のかしらベルゼブルだからだ!
・逆賊のあの野郎をそのうちにローマ提督に差し出して
目にもの言わせてくれる!
とかさまざまな悪い噂が流れた。