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●利他愛実践の重要性を強調したイエス
人類思想史上、この利他愛の重要性を最も適切に説いたのはイエスでした。キリスト教が“愛の宗教”
と言われるようになったのは、イエスが神の愛を「利他愛・無償の愛」として明確に説き、人間が
その神の愛にならって隣人を愛することを主張したからです。イエスの教えはシンプルでしたが、
最も霊的真理の核心をついたものでした。イエスによって「神の愛」という霊的真理の一番の本質が
明らかにされたのです。イエスが生前に教えを説いたのはわずか三年間にすぎませんでしたが、
その教えが「神の摂理」と完全に一致していたため、その後、二千年間をかけて世界中に行きわたる
ことになりました。
一方、それとは別にキリスト教会という人間がつくり上げた組織は、霊的事実からおよそ懸け離れた
間違った教義(原罪思想・贖罪[しょくざい]思想・三位一体説など)を捏造(ねつぞう)し、せっかくの
イエスの教えを台なしにしてしまいました。結局、霊的真理をねじ曲げたまま、今日まで存続することに
なりました。あらゆる霊界通信が、キリスト教会の弊害を厳しく糾弾(きゅうだん)してきました。
時にはキリスト教会を“人類の敵”とまで強く非難しています。イエスの教えから離れたキリスト教会は、
人類の霊的成長にとって大きな障害となってきたのです。