09/01/18 15:50:21 q+mvcjaY
>>837
隠し念仏はな、大別すれば三業派やねん。でもな、やらはってることがお聖教に根拠がないねん。
隠しと言葉が入るから何だか怪しくなるねん。土蔵秘事ちゅうもんは土蔵の中で行しはるねん。
でもな、これもお聖教の根拠がないことしはるねん。行はあくまでも称名正行しかないねん。
正統派ちゅうかの三業派さんはな、身業、意業、口業で阿弥陀さんをたのむことを行とされるねんな。
これはお聖教の五念門に根拠があるねん。あながち誤りとは言えんのよ。
ただな、大事なんは行だけではあかんねん。信が伴わんとあかんのや。
行だけやとな、善知識だのみちゅうもんに陥りやすいねん。
>>841
それは否定でけんなぁ。惑乱以降、行を無視する流れになったんは確かやねん。
お説法聴聞だけでご信心頂けるっちゅう考えになったんよ。ほなら宗祖や祖師の行論はいらん長物になるねん。
そんな聴聞道場に限って、お念仏の声が聞こえんねん。矛盾感じんのかいなぁ。と思うわ。
そやないと思うんや。あくまでも行信なんやと思うで。
849:7
09/01/18 16:04:31 TLIEfav/
>>848 信を伴う行でなければならない、私もそう思います。
848さんは、信心決定されていますか。また、次第相承の善智識については、どのように理解されていますか。
850:神も仏も名無しさん
09/01/18 18:48:57 ou8/kec8
>>844
ありがとうございます。これは読んだことがあります。
多分、こういうことなんでしょうね。
「秘密主義は裏在家であることの意義を高めてくれる。秘密を伴う排他性によって裏
在家の各人は自を真理を密かに知りえた幸運な少数者とみなすことができる。さらに
秘密主義は成員数を限定することで統制力を高める。教えを隠すことで裏在家は講へ
の加入者の選出や教えの解釈にあたっていっそう強い力を発揮できる。また善知識と
指導者たちは外部とくに彼らを異端視する真宗僧侶から権威を脅かされずにすむので
ある。」
(論文より引用)
>>848
ありがとうございます。いろいろ勉強になります。
>行だけやとな、善知識だのみちゅうもんに陥りやすいねん。
本当に、そうですね。信がないと、何かを頼りにせずにいられないでしょうから。
あと、>>843についてはどう思われます?
>>845
浄土真宗には本当に、様々な異安心がありますね。
ですが、三業派や秘事法門に留まっておられる皆様も、御同朋御同行。
暖かき阿弥陀仏の御ふところに包まれし妙味、早く共に喜びあえるように
なればと念じています。
それには、昔の妙好人も言われた通り、「晴れたお慈悲を聞きゃ晴れる」、
これに尽きると思います。
851:神も仏も名無しさん
09/01/18 18:56:54 ou8/kec8
>>841
>wikiで真宗と秘事の違いが分かるなら、苦労しないと思います。
7さんは、Wikiにない判断材料で、「真宗と秘事」の違いを判っておられるのでしょうか。
ぜひ教えて頂きたいです。「ちゃんと説得力のある話」をして頂けると幸いです。
それから、>>837の以下の部分と、>>755へのお答えもお待ちしていますね。
>元々、「男女老少を問わない」「知恵才覚もいらない」凡夫が、ご名号によって
>救われる教えが、浄土真宗というものですよね(違っていたらびっくりです)。
>
>その上で、浄土真宗の中でも、「赤ん坊でも獲信できる」「特別な方法」が
>あると思われますか?とお尋ねします。
>
>そして、そのことと7さんの言われる「弥陀たのむ方法」とは、どのように関係して
>いるのでしょうか?
852:7
09/01/18 21:03:19 TLIEfav/
>>851 何が真宗かは、お聖教によるしかないと思います。真宗と秘事の違いは教えに根拠があるかないかです。
赤ん坊でも救われるのが南无阿彌陀佛です。十方衆生を救うと誓われた阿弥陀仏を疑うのなら救われないとしか思えないでしょう。
「特別な方法」にわざわざカッコをつけてあるということは、「特別な方法」という言葉を自力の代名詞として聞いてきたからでしょうか。
他宗他派の方から見れば、南无阿彌陀佛こそ特別な方法にみえることでしょう。そういうことなら、特別な方法とは南无阿彌陀佛のことになるでしょう。
十劫より昔に信心決定した人はいない、こう理解するのが間違いですか?久遠実成の阿弥陀仏だから、十劫より昔にも信心決定した人がいるという教えでしたっけ。
もしそうなら自分の不勉強を恥じ、素直に謝ります。どうか、十劫より昔にも信心決定した人がいるという根拠をお聖教にて教えてください。
853:神も仏も名無しさん
09/01/18 22:56:15 q+mvcjaY
>>850
次第相承の善知識はんでっか。真宗聖典あたりではうちらご本山の歴代法主様をいうちゅうて書いてあるわな。
相承の義自体は仏教ではそんなに可笑しなことではないねん。むしろ当たり前のことやねん。
何でかわかりまっか?簡単やねん。仏さんがおられん世の中やからお聖教を頼りとせなあかんやろ。
でもな、経典は隠顕があんねんな。そのまんま読んだだけでは絶対に分からん部分があんねんな。
そんでもって、七祖はん方は仏証を乞うはってそれを少しづつ明らかにして下さったんやねぇ。
宗祖は師の法然さんの仰せに従いさらに突き詰めて教行信証書かれはったんや。
皆さんよ~お勉強されてはるんで分かるかと思いますが、難解なんやわ。これが。
でな。突然に教判にない自義を立てはる人を防ぐ意味があるんや。相承にはな。これは面授口決ともいうんや。
854:神も仏も名無しさん
09/01/18 23:18:11 q+mvcjaY
>>850
続きな。
秘密の口伝でっか?そもそも口伝なんやから口外しないのとちゃいますの?口決ちゅうんや。仏教では。
その教判の受け継がれた思想ちゅうか、流れちゅうかを同行に聞かせてあげるんとちゃいまっか。
真宗にはな、宿善ちゅうもんがあんねんな。そのへんのな~んも真宗どころか宗教にも興味のない人に
無理に聞かせるんとはちゃうねん。そういう無分別なことはすな。ちゅうて中興の蓮如はんは言わはってるわ。
こういうのを抑止(おくし)ちゅうねん。
片っぱしから行のみで決定させた?そもそも行のみで決定でけるんかいな?
秘密のたのみ方ちゅう言い方はそれを知らんから秘密と感じるんとちゃうのん?
極秘やったら、だ~れも知らんままなんとちゃいますの?聞こうとする人には聞かせてるとちゃいますの?三業派の方々は。
惑乱もあったし、取り締まりも厳しかったんで、自流を大事にされはってんのとちゃいまっか。
855:神も仏も名無しさん
09/01/18 23:32:25 q+mvcjaY
宗祖は不可称・不可説・不可思議のお助けやちゅうて言われとりますわ。
これがな、こんなんが信心ですわ。とかな、自身の体験や境地のようなもんを信としたら自力の域で~へんねん。
そんなんやったら、可称・可説・可思議になるねん。
ご誓願と名号法をもって易く往生でける。とたのみとする以外に何があんの?と思いますわ。
いくら金剛心になったちゅうてもそんなん水に描く絵と同じとちゃいますか。
金剛心はな、お聖教にもあるとおりに摂取不捨があるからそう喩えられるんや。
さ、お念仏させて頂いて早よ寝ましょ。
856:神も仏も名無しさん
09/01/18 23:54:38 ou8/kec8
>>852
>何が真宗かは、お聖教によるしかないと思います。真宗と秘事の違いは教えに
>根拠があるかないかです。
なるほど。ありがとうございます。ちなみにお聖教というのは、隠された秘伝の書と
いったものではなく、誰にでも確認できるものですよね?
>赤ん坊でも救われるのが南无阿彌陀佛です。
以下、大前提を繰り返しているだけに見えますね。あらためてお聞きします。
元々、「男女老少を問わない」「知恵才覚もいらない」、凡夫がご名号
(南無阿弥陀仏)によって救われる教えが、浄土真宗というものですよね。
これを大前提とした上で、浄土真宗の中でも、「赤ん坊でも獲信できる」
「特別な方法」があると思われますか?
そう思う、か、そう思わない、かのどちらかでいいですよ。
「」をつけているのは、わかりやすくするためです。
>十劫より昔にも信心決定した人がいるという根拠をお聖教にて教えてください。
「しかれば、海徳仏より本師釈尊にいたるまで、番番出世の諸仏、
弥陀の弘誓に乗じて、自利利他したまえるむね、顕然なり。」(口伝抄)
「また竪を兼ぬるとは、遠く三世に亘りて断絶することあることなくして、
利益尽くることなし。寿命無量は、これ竪の辺に約す。且く因願に依れば、
十劫成覚の身たりといえども、諸仏の寿命、平等の果海は闕減あることなし。
ただこれ本覚弥陀の寿なり。」(六要抄)
857:神も仏も名無しさん
09/01/19 00:01:24 f53NjgAi
>>854
お、なるほど。お答えありがとうございます。大体判りました。
「ご本山」にもいろいろあるみたいですね。
>>855
>そんなんやったら、可称・可説・可思議になるねん。
そうですね。
信心について「ちゃんと説得力のある話をしてくれよ」とか考えちゃうのは、
自力なんでしょうね~。
自分で水に書く絵ではない信心について、語ってくださるかたがもっとあれば
嬉しいなと思います。
まあこのスレに新しい方が来られるのが、そもそもあんまり有り得ないんですけどね。
858:7
09/01/19 00:15:52 GQPCtULV
>>853 レスありがとうございました。お念仏させていただいて寝ることにします。
859:7
09/01/19 00:35:02 GQPCtULV
>>856様 お聖教というのは、お寺さんや図書館、本屋で読めるものだと思います。
真宗か、秘事かを区別するには、それ以外に判断材料はないと私は思います。他にあれば是非教えてください。
赤ん坊でも救われる特別な方法、その方法が仏法だと思います。仏法は、あると思います。
十劫より昔に信心決定した証拠としてあげていただいたお聖教ですけれど、どうして根拠になるのか分かりませんでしたので、
お手数ですがお時間のあるときにでも解説していただければ幸いです。
「ちゃんと説得力のある話をしてくれよ」などと書いてしまってごめんなさいね。随分お腹立ちということは分かりました。
私の理解力が足らないのに、そんな生意気な言葉をスレに書き込んでくださる親切な人に投げかけたことをお詫び申し上げます。
860:神も仏も名無しさん
09/01/19 08:06:35 vQnA0x+B
人間の考えている常識は、阿弥陀仏の常識には当てはまらないと思います。
自分の人間としての知識など、通用しませんよ。
人間がこの世に存在している物のどれだけを知っているのか、理解しているのか。。。
この地球の事ですら、満足に知らないのが現実でしょ。
宇宙の果てだって、知らない訳だしね。
人間が知っている事なんて、ちっぽけなものです。
861:神も仏も名無しさん
09/01/19 11:01:14 BplQvqdt
>>852
>何が真宗かは、お聖教によるしかないと思います。真宗と秘事の違いは教えに根拠があるかないかです。
それで言うと、Wikiと特に矛盾することはないようですね。
Wikiは、様々な研究の結果などを踏まえて書かれているようです。
これを否定されるのであれば、お聖教や、他の研究文献などから、
論拠を挙げていただきたいと思います。
>>859
お答え、ありがとうございます。まとめますと、7さんは、浄土真宗の中でも、
「赤子でも獲信できる」「特別な方法」があると言われるわけですね。
ではこの「特別な方法」と、7さんが言われた「弥陀たのむ方法」とは
どのような関係があるのですか?
>十劫より昔に信心決定した証拠として
難しくてすみません。私の理解を書きます。間違っているところがあればご指摘ください。
(口伝抄のお言葉)
「久遠の昔からの全ての仏様が、阿弥陀仏の弘誓によって、
悟りを開き、衆生を助けてくださっていることは、明らかです。」
(六要抄のお言葉)
「過去、現在、未来にわたって途切れることなく、私たちを助けてくださっていることを、
寿命無量と言われています。阿弥陀仏は十劫の昔に成仏なされたと言いますけれど、
862:神も仏も名無しさん
09/01/19 11:04:44 BplQvqdt
最後が抜けましたorz
「阿弥陀仏は十劫の昔に成仏なされたと言いますけれど、
そもそも仏様は常住不変であり、欠如ということはないのです。」
863:神も仏も名無しさん
09/01/19 11:26:41 BplQvqdt
何にもわからぬ凡夫に、わからせて頂くのがお六字の妙味。
智恵のないものが仏智を頂くことが、不可思議です。
怒りや悲しみなどの心のざわめきも、みーんな、広く明るい
功徳の海に溶けさせてもらいます。
これが喜び。
日々起こることすべて、阿弥陀様のお手回し。
お六字となえて、阿弥陀様を思って、いえ、
阿弥陀様に思われて、極楽の日暮らしさせて頂きましょう。
864:神も仏も名無しさん
09/01/19 15:34:26 SjC7QQVU
ここ読んでみて、深い議論に感心して
「インターネットで十分じゃん」
て思ったりしてます。
けど、やっぱりそれじゃダメで、「面授口訣」は必要不可欠だったんですね。
865:神も仏も名無しさん
09/01/19 17:34:45 BplQvqdt
>>864
さて、どうでしょうね。
教え上は、インターネットでは信心決定できない、
という結論は出てきません。
読んでいる今も、「聞即信」と救われるかも知れません。
時節場所柄を問わないのが、阿弥陀仏のお救い。
それに条件を付けてしまうのが私たちですけれど。
法然上人は書物を読まれて信を得られたともお聞きしますね。
866:神も仏も名無しさん
09/01/19 18:48:14 00Ibivw5
秘密ぅ~。ちゅうことをえらく議論のテーブルにのせてますな。
あくまでも、その人その人の問題ちゅうか、ご縁やねん。そういうことは。是非言うてみても意味ないねん。
別に秘されて困るよ~なことはわてにはありませんがな。そ~いうことやないのん?
あんな。法然さんは選択集を壁底にしまいなはれ。ちゅうて言わはったんやで。今はなぁ、選択集はネットでも皆読めんねん。
でもな、今法然さんがおられてな、壁底にしまっとけ。ちゅうて言わはったらきっと怪しい存在になるねん。
これはなぁ、法謗の罪つくる人が出ると可哀想や。ちゅうお心やねん。それが抑止ちゅうねんな。
こういう大事なもんがすっぽ抜ける説法はあかんと思うで。すっぽ抜けると宿善・無宿善の分別なぞいらんなるねん。
867:729
09/01/19 19:10:16 Re0R2cHh
>>866
ID:00Ibivw5さん、こんばんは
素朴な疑問なのですが
ID:00Ibivw5さんの流派では、宿善の有無の分別方法ってどうなさっていますか?
私は、分別できると思っていた時期がありましたが、今は自分には分かんないや
って感じです
それと、>>865の
> 法然上人は書物を読まれて信を得られたともお聞きしますね。
は、法然上人の獲信は面授口訣方式ではなかったということですが
どのように理解されていますか?
私は、まっ、これもありなんでしょ?だから、法然上人のような
面授口訣方式ではない人だっていたっていいよね
って感じで、さして問題視せず今に至っています
868:神も仏も名無しさん
09/01/19 19:59:59 f53NjgAi
>>866
まあ、それほど秘密にする必要があると思っているのなら、秘密にしていれば
良いんではないでしょうか。
でも秘密がある以上は、蓮如上人が戒められた秘事法門であり、異安心である
との評価がついてまわるのは、しょうがないでしょうね。
「それ、越前の国にひろまるところの秘事法門といへることは、
さらに仏法にてはなし、あさましき外道の法なり。これを信ずるものは
ながく無間地獄に沈むべき業にて、いたづらごとなり。この秘事を
なほも執心して肝要とおもひて、ひとをへつらひたらさんものには、
あひかまへてあひかまへて随逐すべからず。いそぎその秘事を
いはん人の手をはなれて、はやくさづくるところの秘事をありのままに
懺悔して、ひとにかたりあらはすべきものなり。」(御文章)