08/10/16 19:31:14 u855zk+v
うちの会社は80%(25人)がクリスチャン、残りの20%がキリスト教肯定的なノンクリです。
しかし、過去本当に困った事がありました。良かれと思って採用したKGK出身者はほとんど全員
企業で使いものにならなかったです。みな、クリスチャンとしてだけ見たとき、一見よいのですが
企業活動に必要な商売的感覚がないのです。また、人を使えないのです。マネジメント的感覚が皆無なのです。
なにがそうさせてしまうのか、色々考えてみたのですが、いわゆるキリスト教原理主義といってよいのかわかりませんが
お客様が何を欲しているのかを見る目が欠如してるのです。自分の信仰的価値観でのみ物事を見てしまうため
お客様が逃げてしまうのです。例えば、うちは建築業ですから地鎮祭など避けて通れないのです。
お客様が、地鎮祭をやりたいといえばやる必要があるのですが、これをやらせないようにもって行ってしまうのです。
お客様が納得されればよいのですが、納得されないケースが多いですよね。
とくに、お客様が企業の場合。そうしたとき、受注を取り消されてしてしまうのです。
原理主義的に考えれば、これでもいいのかしれませんが、企業としては成り立ちません。
また、一方信教の自由という観点に立てばお客様の信じる宗教的心情を無視できませんよね。
わたしも、クリスチャンですからキリスト教が唯一正しい宗教だと信じますが、
一方でお客様の信じる宗教を否定して、我が信じるキリスト教方式を押し付けることはいかがなものかと思います。
原理主義的に考え企業行動を行うのだったら企業は成り立ちません。KGK出身者は純粋なのかもしれませんが、
はっきりいって企業では使いものになりません。お客様の社長さんが亡くなられて
葬儀が仏教方式で行われるケースがほとんどですが、葬儀参列時にキリスト者ですから
焼香ごめんなさいでは済まないのですよ。一方で、我々キリスト教方式で葬儀を行う時には、
仏教のお客様が参列していただいた時には、キリスト教方式の讃美歌などを歌わせることを
強要までは行かなくても、歌ってもらうわけですよ。
たしかに、信仰上ではKGKの方の行動が神様に喜んでいただける方法かもしれません。
いや、それが正しいと思います。しかし、企業活動としては全く成立しません。