09/05/23 11:50:10 HwFlWMFp
五逆を冒したり、謗法をしない人に、これでもか、これでもかと、痛くもなく、病んでもなく、健
康そのものの信者の腹を探る。健康に存在する潜在的な恐怖心を執拗に煽り、尻をひっぱた
き、ひっぱたき、これでもかこれでもかと恐喝し、脅迫する。思わず相手が震え上がって心に隙
を作れば、待ってましたとばかりに、ありもしない空想の恩をその心の隙に潜らせる。恩着せ
がましく相手を縛る。ああ、あなたはこれで信心が決定したなど、そんなこと言う世界は外道
の世界である。恥ずべき世界である。
信者の尻をひっぱたくな。恐喝するな。恩を着せるな。地獄などはあってもいい。なくてもいい
んだ。一切は空である。信者を脅迫してはいけない。震え上がった心の隙に、恩をかぶせるなど
の行為は絶対にあってはいけない。間違ってもそのようなことはしてはいけない。信心とは無縁
の宗教は外道の宗教である。
大王、それ「衆生」は出入の息に名づく、出入の息を断つがゆえに、名づけて「殺」とす。諸仏、
俗に随いて、また説きて「殺」とす。
大王よ。あなたは父を殺し、今慚愧をしている。だから、今、釈迦は「殺」はないと説く。仮に賢
人達が「殺」があったといえば、それはあくまで俗説としてそういうのであって、真意ではない。
謗法・五逆罪は、相手をひっぱたくための棍棒ではない。仏の恩は信者を縛る縄ではない。
ひっぱたくな、縛るな。法を説く立場にある者は、空を説き、恩を着せない釈迦の言葉に耳を傾
けてほしいものだ。