08/06/22 19:41:36 jfewX3Io
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キリシタンの寺社破壊
キリシタン改宗によって起きたのが、キリシタンによる神社・寺院
すべての破壊です。寺社破壊は宣教師コエリョが純忠に迫って約束
させたもので、天正2年(1574年)一斉に行われました。
大村でキリシタンによって破壊された寺社は、神社13、寺院28、
その内 郡村で神社4、寺院18です。
寺社破壊は、神仏信仰をなくし全領民をキリシタンに改宗させるために
行ったものです。この後、大村では領民の大半、約6万人がキリシタンに
なります。日本全国で約15万人ですから、日本のキリシタンの40%を
占めたのです。
宣教師フロイスは寺社破壊のありさまを「今まで日本にいた間、最も
大いなる楽しみを味わった。」と記し、また、郡村でのお寺破壊に
ついて「彼らは説教を聞き終えて外に出ると、まっしぐらにその下手に
ある寺に走り、その寺は彼らによって破壊され、何一つ残らなかった。」と
書いています。
郡村の教会が矢上のあたりにあったとすると、フロイスが見たのは
正蓮寺か無量寺を壊す光景ではなかったでしょうか。七山十坊に
数えられたお寺を初め、福重にあったお寺は全て壊され、その後
一寺も再建されることなく、この時消えてしまったのです。
大人しく布教でもしていればよかったのに、中南米を征服したやり方で
臨むから手ひどい反撃を受けるんだよ。w