08/05/19 02:23:24 BW62/17T
>>697
まあ気持ちは分かるけどさ。
でも，イエスの時代だって考えてみてよ。イエスは弟子たちを宣教に遣わす際，当初，
財布もサンダルも持たずに行きなさいと言っていたのに，ゲッセマネの園に行く直前には，
『前はこう言ったけど，これからは財布も食物袋も，さらには剣も持って行きなさい』とその指示を変更したよね？
それこそ，からしの胤粒の信仰について教えたイエスご自身が。これはどうしてだったろうね？
それは当初とは時代が変わったから，そしてこれから先の時代の変化を見越してのことだったからでしょ？
その頃には既に宗教に対して敵対的な風潮が見られるようになってきていて，さらにイエスはご自分の死後，
弟子たちが実際に迫害に遭うということを知っておられたので，これまでのような彼らへのもてなしは今後期待できなくなるということを見越しておられた。
さらに弟子たちは全地に宣明することにもなっていたから，そもそもそういう習慣のない人たちの所へ行かないといけないわけだから，
今後彼らは自分のものは自分で用意しなければならなくなる。だからイエスは当初の指示を変更なさったんだよね。
これによって弟子たちは信仰を失っただろうか？これまで以上に大変になるのに，神は自分たちを支えてはくれないのだろうか？と疑問に思っただろうか。
そうではないことは使徒たちの活動の書を含むその後の彼らの奉仕を記録した書を読めば分かる。
彼らの信仰の土台となっていたのはマタイ6章33節のイエスの保証の言葉だったから，それがどんな指示であってもそれは彼らにとって重要なことじゃなかったわけ。
僕らもこのことを頭に入れておけば，そして彼らと同じ信仰を持っていれば，
指示の意図を過度に詮索したり思い煩ったりすることなく，喜んで奉仕できるよね。
ヘブライ13章17節だったっけ？「従順」じゃなく「柔順」である意味，もう一度調べてみてはどう？