07/04/09 16:22:47 hTCZ15rw
>>512
よくあるファインチューニング論だが、これは以下と同じ構造のまちがいを
しでかしている。
「年末ジャンボの一等当選確率は一千万分の一。ゆえに当選者はいない」
間違いの核は、
A) ある特定の事例が実現する確率
B) その事例のほか、条件にあてはまる事例のどれかが実現する確率
を混同している点にある。
年末ジャンボの例でいえば、Aは一千万分の一かもしれないが、Bは100%だ。
ファインチューニング論も同じ。
今と同じ宇宙が成立する確率は10の55乗分の1かもしれない
(確認はしていないので、それ自体嘘かもしれない)が、他にも
知的生命がいると言える状態があるかもしれず、その確率が
どうなのかは誰も知らない。