09/10/04 23:13:52
今日は夕方から梅田の阪急百貨店に行ってきた。目指すは10,11階の英国フェア。
現在、ここは半分ずつ建て替え中なので去年よりかなり狭い。紅茶のコーナーは10階に
固まっていた。取りあえずは仮ごしらえのティールームに直行。
ここはファラーズという名前の店で湖水地方南部ケンダルにあるという。店を見て驚いた。
建物の端なので片面は完全に壁なのだがその壁から厨房、レジ方向に衝立はある。
ところが他の面は衝立がないので外から丸見え。つまり四方のうち2面はL字型に壁や
衝立はあるが他の2面はないのでプラスチックのチェーンモールで区切られているだけ。
エスカレータの近くだし、客も多くて落ち着いてお茶を飲んでいられる雰囲気ではない。
でもせっかくなので30分ほど並んで席に着いた。料金は入るときに1000円ぐらい
支払った。客層はやはり老いも若きも女性が多い。木製の丸い二人がけテーブルとイスが
ズラリと15セットほど並ぶ。座ってからも5分ほど待たされてお茶とスコーンが来た。
白いカップとソーサー、ミルクジャグ、茶色のティーポット、レーズン入りのスコーンが
1つ(クロテッドクリーム、イチゴジャム付き)。カップは冷たいままだし、ティーポットは
安物臭い、ミルク、スコーンも常温。ティーコゼーはなし。ティーポットの中を覗いたら
茶葉は抜いてあった。茶葉は入り口近くに展示されていたがCTCだった。
茶をカップに注いでみる。色は真紅、味はボディーのしっかりしたミルクティー向け。
CTCなので当たり前か。ミルクを入れたらまあまあのミルクティーになった。このスレの
基準からすると「なんだこんなものか」と思われるレベルだがこういうところならこんな
レベルだろう。スコーンもまあまあ。軽くカップ3杯分ほどの紅茶を飲み、早々に売り場
巡り始めた。
はじめにも書いたがともかく狭い。通路を狭くして店を詰め込んでいる上に客が多いので
落ち着いて見て回ることもできない。それでも一通り見てみたが去年よりも規模がだいぶ
小さくなり、品揃えも少なくなっていた。夕方だったので人気のあるめぼしいものは大方
売り切れ。ぐるりと巡って二度と買う機会のなさそうなファラーズの100グラム紅茶缶と
セントクリストファーの隣で売っていたパウンドケーキのようなものを買って帰った。
今回は建物が新しくてきれいというのはいいが狭い、落ち着かないというのが正直な催しの
感想。来年はどうなるのだろうか。早く残りの区画も完成させて広い会場でやってほしい
ものだ。