09/08/26 23:54:20 wrWdhduZ0
A「それで、君たちの死期はいつなんですか」
B「そんなことわかりません」
A「自分たちの死期のことなんですよ。いい加減ですね」
B「普通はわからないでしょ」
A「いや、普通は知ってますよ。自分たちの血痕に関することは」
B「なにそれこわい」
A「え？」
B「え？」
A「だって、血痕はおめでたいことなんですから」
B「血痕がおめでたいんですか。私には恐ろしいですが」
A「まあ、男性の場合はそう思うのも無理はないですがね」
B「ええ、本当に逃げ出したくなります」
A「やれやれ、それじゃ彼女の立場はどうなるんですか。もっとよく絞殺しなきゃ」
B「彼女のことを絞殺するんですか。ひどい」
A「だって、彼女から死期はもう決まってると聞きましたよ」
B「なるほど。彼女はすでに自分の死期を迎える覚悟をしている。だから、私は彼女のことを絞殺しなければいけないんですね」
A「よくわかってるじゃないですか。当日は大勢の人が出席しますよ」
B「じゃあ、われわれは衆人環視の中で死期を迎えるわけですね」
A「その通りです。今までに育ててくれたご両親に感謝しなくてはいけません」
B「ええ、わかってます。先立つ不幸をお許し下さい。。。」
A「え？」
B「え？」