09/10/08 20:49:02 jgpPEmXV0
中継局の出力の話が出てたので、
同一地域でのドコモとSBの中継局同士での飛びについて、実地調査結果を例示しておきます。
・・・ただあらかじめ言っておきますと、
実際に現地に行くかグーグルマップの地形表示を見るとわかるのですが、
同じ谷奥に向かって電波を中継してはいますが、SBのほうが地形的に奥まで飛ばすのに多少不利な位置にあります。
なので、この調査結果はあくまで参考例程度にとどめておいてくれれば、と思います。
道志村下善之木地区 SB中継局
URLリンク(picasaweb.google.com)
道志村下善之木地区 ドコモ OB道志の森キャンプ局(エリアマップはプラスエリアでカバー)
URLリンク(picasaweb.google.com)
100mほどしか離れていない非常に近接した位置に設置され、
南の谷奥にある道志の森キャンプ場に向けて同じように電波を中継しています。
キャンプ場のある谷に入って電波調査をしたところ
URLリンク(picasaweb.google.com)
SBの中継局の電波の到達範囲は1km以内(キャンプ場まで届かず)
URLリンク(picasaweb.google.com)
ドコモの中継局の電波の到達範囲は1.5kmほど(キャンプ場の奥まで到達)
という結果でした。
同じ高さで立てられた中継局、SBは地形と周波数のハンデ、ドコモは出力のハンデがあるのですが、
電波の飛距離はかなりの差がついてしまってます。実際調査した自分もここまで差があるとは思いませんでした・・・
しかし、地形のハンデとはいっても、SBのほうがずっと前に建てられているのですから
設置場所を選ぶときの選択の自由度はより高かったはずなんですが。
なぜわざわざ目的の場所に向けて飛ばしにくいようなところに設置したかがわかりません。
ちなみにドコモの他の中継局だと、
上野原市鶴島地区落合 ドコモ OB上野原鶴島南局(落合集落から高柄山の方に伸びる林道田野入線をカバー)
URLリンク(picasaweb.google.com)
URLリンク(picasaweb.google.com)
こちらも谷奥に向けての設置ですが、確実に1km以上電波が飛んでいます。