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>>885
ソフトバンクは順調な成長で業績面に裏付け!財務体質改善へ(新春銘柄診断)
【経済ニュース】 V 2010/01/03(日) 21:41
移動体通信事業、固定通信事業、ブロードバンド事業など、通信事業を総合的に展開するソフトバンク <9984>は、移動体通信事業が順調に拡大している。
連結子会社のヤフー <4689>も安定的な利益成長を続けている。課題とされる財務体質の改善も期待される状況だろう。
10年3月期2Q累計(4~9月)の連結営業利益は前年同期比28%増の2306億円、連結純利益は同72%増の707億円だった。
米アップル社のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の人気化で、携帯電話端末の販売台数が増加したうえに、データ通信収入が増加した。
ADSL事業と固定通信事業も販売費削減効果で営業増益となり、ヤフーの安定成長も寄与している。10年3月期通期の業績見通しを据え置いているが、
データ通信の好調で1契約当たり月額通信料(ARPU)が増加に転じている模様であり、通期業績の上振れ期待が高まる。
競争が激化する中でも、携帯電話の契約数は順調に増加している。11月の純増数(=新規契約数-解約数)は8万7500件となり、4ヶ月連続で首位を維持した。引き続きアイフォーンの販売が好調なうえに、年末商戦向けの高機能端末の新商品も好調だった。
11年3月期も、アイフォーン効果で契約数やARPUの増加が予想されるだけに、順調な利益成長が期待できそうだ。
財務体質の改善に向けて、12年3月期までに累積フリーキャッシュフロー(FCF)で1兆円以上を創出するという目標を掲げているが、
10年3月期のFCFは3000億円と、従来見通しから500億円上振れる見込みだ。順調な利益成長によって、中期目標は達成可能な状況のようだ。
株価は11月に年初来高値を更新し、足元でも高値圏で堅調な展開となっている。週足ベースで見ると、26週移動平均線がサポートラインの形で、09年春以降の上昇トレンドを継続している。
08年にモミ合った2000円近辺の水準を明確に上抜ける形になれば、上げ幅を広げる可能性も考えられる。
単なる話題性だけでなく、業績面の裏付けが確立しつつあるだけに、財務面の懸念が払しょくされれば増配も期待され、注目度は一段と高まるだろう。(情報提供:日本インタビュー新聞社=Media-IR)