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携帯電話の充電池取り付け部分にセットすると「受信状態がアップ」などとする商品は効果に根拠
がないとして公正取引委員会は9日、景品表示法違反(優良誤認)で吉本興業子会社の吉本
倶楽部(大阪市)のほか、ナスカ(同)、カクダイ(埼玉県)、森友通商(東京)の計4社に排除命令を
出した。
商品には「世界28カ国特許取得済」など事実でない表示もあった。
公取委によると、商品はナスカが韓国の企業に委託して製造。4社は2007年10月ごろから
「銅板がアンテナ機能を果たし受信状態アップ」「劣化した充電池を再生」と表示し、携帯本体
と充電池の間に挟んで使う「バリ5 タカアンドトシ・ライオンバージョン」などの商品
(約1000円-2600円)を販売した。公取委は表示内容を裏付ける資料の提出を求めたが、
4社は合理的な根拠を示せなかった。
2009.3.9 17:24 msn産経
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