09/12/16 02:55:09 8PazCxv7
誰かこの話題についてこれる人はいないのか・・・
ライカI型 1925年
最初のライカはレンズがボディに固定式で、ピントも目測式だった。つまり、
「自分と被写体との距離は大体3mくらいだから、レンズの距離目盛を3mに合わせて撮ってみよう」と
いうようなカメラだった。
フイルムは映画用の長いフイルムを自分で適当な長さに切って、ライカ専用フイルム
マガジンに自分で詰めなければならなかった。この作業は当然暗い場所でやらなければならない。
のちにコダック社がパトローネ入りのライカ判(35mm)フイルムを発売した。
世界中のカメラメーカーがこのフイルムの規格に合わせてカメラを生産した。
ニコン、キヤノン、オリンパス、コンタックス、ミノルタなどはメーカーが違えど
全てライカ判フイルムが使えます。フイルムカメラのユーザーなら知ってますよね。
ボディとレンズの接合部をねじ式にして、着脱可能なように改良された。
しかし、フランジバック(マウント面からフイルム面までの距離)が統一されていなかったので
他のボディ用のレンズを着けても、正確にはピントが合わないカメラだった。
フランジバックが統一された。
II型 1932年
ファインダーをのぞきながらピントリングを回して、二重像が重なるとピントが
合う機能が搭載された(距離計連動式)
III型 1933年
低速シャッターが追加された。III型系には高速用と低速用の2つのシャッタースピード
ダイヤルがある。最近のカメラは1つのダイヤルで高速から低速までカバーしているのが
あたりまえになってる。