09/09/04 23:39:29 F6mHOGLk
はい、エネルギーは移転するだけであって、増えたり減ったりしません。
エネルギー保存の法則ですね。
振動のエネルギーが小さくなったように見えるなら、見ていない所に移ったか、
摩擦によって熱に変換され、大気中に放散されたかのいずれかです。
後者の働きをする装置を一般的には「ブレーキ」と呼びます。スパイクは、ブレーキとして働くものではありません。
スピーカの振動は床に伝わり、床から骨伝導により内耳に伝わって、低音として聞こえます。
このため、スピーカを床から浮かすと、出力は3dB下がります。
これに反してスパイクを正しく使いますと、ガタつきなく設置されるため、振動を漏れなく床に伝えることができます。
つまり、スパイクの役目は「スピーカを機械的に接地すること」です。
振動を止めるのではなく、伝えるものであるため、その効果は床の物性に左右されます。