09/01/03 13:47:19 j0yC8VOY
下記のように倍率1のボルテージフォロアアンプを作ってみました。
URLリンク(aikofan.dee.cc)
出力先がアクティブスピーカーの場合は問題なく出力できたのですが、これをヘッドフォンに変えると
途端に問題が見えてきました。
R5の可変抵抗でボリュームを絞っていくとそれに反比例してノイズ(比較的高い音です)が
増大してくるのがわかります。ボリュームを完全に絞って0にしたときがこのノイズがもっともよく
聞こえてくるときでした。ボリュームを上げていくとノイズは下がっていきます。決して音に埋もれて
聞こえにくくなるのではなく、明らかにノイズが下がっていくという感じです。
このヘッドフォン視聴時に聞こえてくるピーンという高い音のノイズの正体・原因と
その防止策はなにかあるでしょうか?
ちなみにヘッドフォンはSONY製の3千円程度のものを、OPアンプにはNE5532Nを、
そして電源には±5Vの正負電源を与えています。また基板はユニバーサル基板を、
試験中につきむき出しの状態で部屋に放置しています。入出力用のジャック端子は
基板に固定するタイプを、またR5の可変抵抗も基板に固定する半固定抵抗を使って
いてケーブル等は使っていません。音源ソースはPCのサウンドカードの出力から
引っ張ってきています。
一般的にボルテージフォロアは発振しやすいと聞くので内部で位相補償されているNE5532を
選んでみました。したがって回路ではとくに発振防止用の位相補償はしていません。