09/07/13 03:30:58 BSKxKrNP
>>349 前にも書いたんだけどな。
・ フライパンに油を大さじ1/麺100~150g入れにんにく(おろしでもスライスでも)を
投入してから弱~中火でゆっくり熱しきつね色になったあたりで取り出し捨てる。
チューブは入れやすいが細かいカスがたくさん出るから逆に取り除きにくい。
(・ ソーセージやタマネギやミックスベジタブルの具があるなら先に8割方炒めておく。)
・ 麺が茹で上がったら面倒でも湯はヌメった泡ごとシッカリと切る。
・ 強火にして薄く油煙が上がったら麺を投入し焦げ付かないよう手早くかき混ぜる。
・ 麺全体に油を馴染ませる程度にかき混ぜたら100ccのお湯にコンソメ1個を
溶かしたコンソメをフライパンの周囲に沿って回し入れる。
・ ここまでは強火のまま一気にやる必要があるので事前の準備とコツが必要。
・ コンソメ汁で麺を茹で煮するイメージで休まずかき混ぜる。
・ 明確に水分が無くなってフツフツ言ってきたら、人差し指4本分位のマーガリンを
フライパンの縁に沿わせて溶かし入れ、残りは麺の下に入れて再度かき混ぜる。
・ マーガリンの油で焦げ付きにくくなってるので、ここは炒め直すというイメージ。
・ この時に胡椒やタバスコ入れるのがオレ流。
・ すぐにマーガリンの油分もなくなってくるので、そこでケチャップをたっぷり投入。
・ ケチャップはたっぷり。コレは譲れない。少なめも試したけど味にコクが足りない。
上品で美味しいと言えば美味しいけど、これならトマトソースでいいじゃんと思う。
・ 俺の分量は2~300gでケチャップを鷲掴みにして炒めてる麺に三重丸を描く感じ。
・ ケチャップを麺全体に行き渡らせたら中火に落としてジックリと炒める。
・ 麺の下にケチャップ溜まりが出来るほど入れてるから、その水分と酸味が飛ぶまで
焦げ付かないよう念入りにかき混ぜ続ける。フライパンに顔を近付けると
最初はケチャップの酸っぱい臭いがしてるけど念入りに炒めると酸っぱさが消える。
麺の色も鮮やかな毒々しいオレンジになり、まさしく喫茶店ナポリの色になってくる。
ここまでの過程で麺も茹で上がりから更に柔らかくなり、混ぜる手応えもシットリ重くなる。
・フライパンの横にケチャップの軽い焦げつきの固形物が出来、底のケチャップも
泡立って焦げそうになる直前くらいで火を止め出来上がり。
完全にオレ流の作り方なんでもしかしたらスパの調理法として致命的に間違ってる
部分もあるかもしれないけど、少なくともこの作り方で出来上がるナポリは俺的に満点。
出来上がりのブレも少ないから安定して美味しく見た目も美しいナポリが作れる。
俺の予想では喫茶ナポリの作り方のカナメは
・ コンソメ汁煮の部分がサッパリとしてコクがあり複雑な「ナポリっぽい味の隠し味」的な
いわゆる出汁の要素(あと乳化?)
・ バター・マーガリンで炒め直す部分がケチャップ色の麺への色乗りを良くし
鮮やかな色が付くための下地となる
・ケチャップを煮詰めることで酸味が飛び味にコクが出て色合いも濃く鮮やかになる
なんじゃないかなと思う。もうホント、麺だけ300gとかラクショーよ?もっと食べたいけど
もう入らねー!みたいな。見た目も自分で作ったとは思えないほど美しいし。
ケチャップ少なめの上品なナポリはスーパーの総菜ナポリみたいにボンヤリした味に感じる。